ヘキサゴンがダイヴァージェント・テクノロジーズに1億ドルを投資

スウェーデンの大手測定器メーカーのヘキサゴンが、米カリフォルニア州ガーデナに拠点を置く自動車メーカーのダイヴァージェント・テクノロジーズに1億ドル(約135億円)を投資し、話題になっている。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。

ダイヴァージェント・テクノロジーズは、今年2022年7月にもベンチャーキャピタルのホライズン・テクノロジー・ファイナンス・コーポレーションなどから8000万ドル(約108億円)の資金を調達している。

ヘキサゴンの社長兼CEOのオラ・ローレン氏は、「自動車のパーツの製造は、自動車そのものから排出される廃棄物以上の影響を自然環境に対して与えます。それこそが、(ダイヴァージェント・テクノロジーズのように)新しい製造業のコンセプトが勝利する理由です。我々は、既存の自動車メーカーにより効率的で環境に優しい製造プロセスの導入を促し、資源の使用量を最小化し、トータルの製造コストを削減することを求めます」とコメントしている。

ダイヴァージェント・テクノロジーズは、2014年設立のスーパーカーメーカー。主にSLMソルーションズのハイエンドレーザーメタル3Dプリンターを使い、「ゼロエミッション」のスーパーカーを製造している。

ヘキサゴンは、ストックホルムに拠点を置く測定器・ソフトウェアメーカー。測定器メーカーとしては世界最大の企業。