シェイプウェイズがニューヨーク証券取引所から上場基準不適合通知を受領

3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレース運営大手のシェイプウェイズが、上場しているニューヨーク証券取引所から上場基準不適合通知(Non Compliance Notice)を受領していたことがわかった。ニューヨーク証券取引所は、上場しているすべての企業に取引価格最低1ドルを30日以上続けることを求めているが、シェイプウェイズの株は今年2022年7月14日以来取引価格1ドルを下回り続けている。今後6カ月以内に状況が改善されなければ、シェイプウェイズの株は上場廃止となる可能性がある。

シェイプウェイズは、現地時間の2022年8月29日までにニューヨーク証券取引所に対し、既存株式の併合を行って株価の上昇を促すと回答するとしている。

シェイプウェイズは2019年9月にSPAC(特別買収目的会社)のガリレオ・アクイジション・コーポレーションと合併し、ニューヨーク証券取引所に上場した。上場後シェイプウェイズの株は一時8.23ドルに値上がりしたものの、その後右肩下がりで値を下げ続け、本記事執筆時点(現地時間2022年8月24日)では0.85ドルまで値下がりしている。また、時価総額も減少しており、本記事執筆時点では4183万ドル(約56億4705万円)まで縮小している。