シェイプウェイズの株価が低迷

3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレース運営大手のシェイプウェイズの株価が低迷している。同社は2019年9月にSPAC(特別買収目的会社)のガリレオ・アクイジション・コーポレーションと合併し、ニューヨーク証券取引所に上場したシェイプウェイズの株は、上場後一時8.23ドルに値上がりしたものの、その後右肩下がりで値を下げ続け、本記事執筆時点(現地時間2022年7月22日)では0.87ドルまで値下がりしている。また、時価総額も減少しており、本記事執筆時点では4239万ドル(約58億4982万円)まで縮小している。

低迷する業績を立て直すため、シェイプウェイズは先日、シーメンスUSAのデジタルインダストリーズ担当社長を務めていた業界ベテランのラジ・バトラ氏を取締役に招聘するなどして経営陣を入れ替えている。

シェイプウェイズは、2022年度第一四半期において売上高757万ドル(約10億4466万円)と、経常赤字404万ドル5億5752万円を、それぞれ計上している。対前年比でのキャッシュポジションは1499万ドル(約20億6862万円)のマイナスで、キャッシュの流出が止まらない状態となっている。