http://www.rapidreadytech.com/2013/01/robo-3d-goes-after-hobby-market/
サンディエゴに拠点を置く3Dプリンター製造ベンチャー企業のロボ3Dが、台湾の製造受託大手フォックスコン・テクノロジー・グループと3Dプリンターの製造受委託契約を締結した。契約によるとフォックスコンはロボ3Dの主要製品ロボR2スマート3Dプリンターを製造する。
ロボR2スマート3Dプリンターは昨年9月にキックスターターキャンペーンでリリースされた。キックスターターキャンペーンは好調で、総額で30万ドル(約3,450万円)の資金が集まった。
関係者によると、フォックスコンはロボ3DのロボR2スマート3Dプリンターを1万ユニット単位で製造し、イニシャルのロットは今年三月頃に出荷されるという。
ロボR2スマート3Dプリンターはオンボードカメラ、ヒートベッド、5インチカラータッチスクリーンを搭載し、最大203 x 203 x 254 mmまでの造詣が可能。
フォックスコン・テクノロジー・グループは1974年設立。本社を台湾におき、主に中国本土の工場で製造を行っている。家電、スマートフォンなどの製造を請負うEMSの領域では世界最大規模を誇る。子会社の鴻海精密工業は経営破綻したシャープの救済に乗り出し、国内外で大きな話題を呼んだ。