スチュワート=ハース・レーシングがスリーディーシステムズとパートナーシップ契約を締結

アメリカのカーレーシングチームのスチュワート=ハース・レーシングが、アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズとパートナーシップ契約を締結した。発表によると、スチュワート=ハース・レーシングはスリーディーシステムズのSLA3Dプリンター「ProX800シリーズ」を使い、2024年度NASCARフォード・マスタング・ダークホースレーシングカーのボディパーツ製造などを行う。

NASCARに参加するレーシングチームは、NASCARが定めるエアロダイナミクス基準に適合したレーシングカーを製造する必要がある。スチュワート=ハース・レーシングは、ボディパーツの製造に3Dプリンターを活用することで生産性を大幅に向上できると判断したものと見られる。

レーシングカーの世界では、ボディパーツの製造に3Dプリンターを活用する機運が世界的に高まっている。トヨタ傘下のトヨタ・レーシング・デベロップメントも、レーシングカーのボディパーツの製造に3Dプリンターを活用している。

スチュワート=ハース・レーシング(Stewart-Haas Racing)は、アメリカ合衆国のストックカーレーシングチーム。ノースカロライナ州カナポリスに拠点を置き、NASCARカップシリーズとエクスフィニティシリーズに参戦している。