イスラエルの3Dプリンターメーカーのモディックスが、三種類の大型3Dプリンターをリリースした。リリースされたのはモディックス・ビッグ40、モディックス・ビッグメーター、モディックス・ビッグ180Xの3シリーズ。
モディックス・ビッグ40は造形サイズ400 x 400 x 800 mmで、義肢などの比較的高さが求められる部品などの製造に向いているとしている。価格は4500ドル(約48万6千円)からとなっている。
モディックス・ビッグメーターは造形サイズ1,000 x 1,000 x 1,000 mmで、自動車用パーツなどの大型部品の製造に向いているとしている。価格は1万500ドル(約113万4000円)からとなっている。
モディックス・ビッグ180Xは造形サイズ1,800 x 1,000 x 600 mmで、特に自動車業界での利用を想定して開発された。価格は1万2千ドル(約129万6000円)からとなっている。
モディックスのシャチャー・ガフニCEOは、「我が社の全世界の顧客ニーズに対応できるソルーションを提供できることを誇りに思います。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大にも関わらず、我が社のビジネスは従来のままです。我が社の3Dプリンターに対するニーズはさらに高まっており、新たに投入する3シリーズが3Dプリンターの世界における新たなロードマップになるでしょう」とコメントしている。
モディックスは2014年設立。イスラエルのテレアビブに拠点を置き、産業ユーザー向けに大型3Dプリンターを製造している。