PERIグループがCOBODインターナショナルの建設3Dプリンターの販売を拡大

ドイツの建設会社のPERIグループが、デンマークのCOBODインターナショナルが開発した建設3Dプリンター「BODシリーズ」の販売を拡大する。PERIグループは、2019年から「BODシリーズ」の販売をドイツ国内で始めていたが、今後はポーランド、ベラルーシ、フランスなどでも販売する。また、同時にアメリカでの販売を開始し、ワシントン州、オレゴン州、ネバダ州、アリゾナ州、イリノイ州、インディアナ州、ミシガン州、テキサス州でも販売する。

COBODインターナショナルは、タイ最大のサイアム・セメント・グループと共同でタイ国内での「BODシリーズ」の販売を開始しているほか、サウジアラビア、UAE、オマーン、ケニアなどへも販売している。

COBODインターナショナルの創業者でジェネラルマネージャーのヘンリック・ランド・ニールセン氏は、「PERIグループが我々のテクノロジーをさらに普及させるために投資してくれることに興奮しています。PERIグループは我々の完璧なパートナーであり、PERIグループがなければ今の我々はなかったでしょう。建設業界を革新するという我々の挑戦を達成するために、PERIグループのようなパートナーが絶対に必要です」とコメントしている。