GKNエアロスペースが新マニュファクチャリングセンターをオープン https://3dprint.com/231236/gkn-opens-new-center-of-excellence/

イギリスの航空機製造大手のGKNエアロスペースが、イギリス国内に新マニュファクチャリングセンターをオープンする。GKNエアロスペースとイギリス政府の共同事業として設立されるもので、GKNエアロスペースが1700万ポンド(約23億円)、イギリス政府が1500万ポンド(約20億2500万円)をそれぞれ出資する。センターは2020年にオープンする予定。

センターは1万平方メートルの大きさで、300人のエンジニアが勤務する予定。センターではメタル3Dプリンティングなどのアディティブ・マニュファクチャリング技術に加え、インダストリー4.0関連の各種の新技術の開発が行われるという。また、エアバスとの共同プロジェクト「明日の翼」技術プログラムなども実施されるという。

センターの開設について、GKNエアロスペースのハンス・ビュースカーCEOは「GKNエアロスペースは18世紀から続く伝統を持つ会社で、イギリスの航空宇宙セクターのリーディング企業です。センターの開設により、我々の顧客に様々な新技術の恩恵をもたらすことが可能になります。そして、航空機そのものをよりサステイナブルで、より経済的にすることが可能になります」とコメントしている。