HPがシンガポールの南洋理工大学と共同で3Dプリンティング・リサーチ研究所を開設 https://3dprint.com/228137/hp-ntu-singapore-open-corporate-3d-printing-research-laboratory/

HPがシンガポールの南洋理工大学と共同で、3Dプリンティング・リサーチ研究所を開設する。

HP-NTUデジタルマニュファクチャリング・コーポレート・ラブと名付けられた研究所は、HPにとってアジア初で、世界最大の大学とのコラボレーションプロジェクトとなる。

プロジェクトの立ち上げについてHPのディオン・ワイスラーCEOは、「世界経済フォーラムの予測では、次の10年間で100兆ドル以上の付加価値がデジタルトランスフォーメーションによって創造されます。HPは3Dプリンティング技術が代表するデジタルトランスフォーメーションを推進する基礎技術の開発をリードしてゆきます。HP-NTUデジタルマニュファクチャリング・コーポレート・ラブは、技術の開発をさらに深め、エコシステムの中核として機能することになるでしょう」とコメントしている。

HP-NTUデジタルマニュファクチャリング・コーポレート・ラブは南洋理工大学のキャンパス内に開設され、100人の研究者が勤務する予定。主に3Dプリンティング、AI、サイバーセキュリティ、マシンラーニング、素材開発などのプロジェクトが展開される見込み。

南洋理工大学は、2016年に3Dプリンティングセンターを開設するなど、3Dプリンティングの領域に早くからコミットしてきている。同大学はまた、建設3Dプリンターの開発プロジェクトなども展開している。