http://www.3ders.org/articles/20180625-henkel-opens-new-18m-3d-printing-technology-centre-in-tallaght-ireland.html
ドイツのトイレタリーメーカー大手のヘンケルが、アイルランドのタラトに3Dプリンティング・テクノロジーセンターを開設した。ヘンケルは今後四年間で1,800万ユーロ(約24億3千万円)を同センターに投資するとしている。
同テクノロジーセンターはヘンケルのヨーロッパにおけるリージョナルハブとなる予定で、各種の3Dプリンティング技術のデモンストレーション・プレゼンテーションや、従業員のトレーニング、ユーザーのカスタマーサービスセンターとして機能させるという。
センターは700平方メートルの大きさで、3Dプリンティング施設に加えてカスタマーサービスオフィス、ミーティングスペースなどが用意されている。また、センターにはHPのマルチジェットフュージョン3Dプリンターや、カーボンのハイエンドメタル3Dプリンターなどが設置されているという。
ヘンケルは1876年設立。ドイツのデュッセルドルフに拠点を置き、洗剤などのホームケア製品、シャンプー、口腔ケア製品などの各種のトイレタリー製品を製造している。主にヨーロッパの市場に製品を投入し、Persil、Pril、Dialなどの各種のブランドで知られている。ヘンケルはヨーロッパ以外にも全世界120か国でビジネスを展開している。
ヘンケルは、日本でも子会社のヘンケルジャパンが事業を展開している。