現地時間の今週水曜日にブリュッセルで開催された2016年度アディティブ・マニュファクチャリング・3Dプリンティング欧州会議で、欧州議会が戦略的3Dプリンティング技術の確立を提言した。
ヨーロッパはメタル3Dプリンターなどの技術で世界をリードしており、3Dプリンティング技術を更に高める事でサプライチェーンコストを削減し、素材を節約してサステナビリティを高め、結果的に欧州全体の技術的優位性が確保出来るとしている。
同会議には3Dプリンターメーカーの代表としてストラタシス、シーメンス、SLMソルーションズ、ウルチメーカー、マテリアライズ、3Dイタリーが参加した。
戦略的3Dプリンティング技術を確立するための具体的手段として、ファイナンスのサポート、リサーチとイノベーションの強化、3Dプリンティング企画の標準化が提案された。また、3Dプリンティング技術確立のための教育とスキル開発支援、規制と法律手続きの緩和も提言された。
本会議の様子はYouTubeで視聴可能。