ウォーラーズ・レポート2018がリリース、メタル3Dプリンターの売上が80%増加

アメリカのアディティブ・マニュファクチャリング、3Dプリンティング関連コンサルティングファームのウォーラーズ・アソシエイツが、ウォーラーズ・レポート2018をリリースした。3Dプリンティング産業全体が対前年比で21%拡大した中で、メタル3Dプリンターの売上が80%増加したとしている。

レポートは、価格5,000ドル(約525,000円)異常の3Dプリンターを製造するメーカーの数が全世界で135社となり、2016年の97社から大幅に増加したとしている。

2017年度のメタル3Dプリンターの全世界売上は1,768台で、2016年の983台から大幅に増加している。

レポートはウォーラーズ・アソシエイツ代表のテリー・ウォーラーズ氏の他、イギリス、スウェーデン、イスラエルのアディティブ・マニュファクチャリングの専門家などによって執筆されている。また、今年のレポートはGEアディティブズ、3Dハブズ、アメリカ陸軍などから各種の情報を受けたとしている。

ウォーラーズ・レポートは年次で毎年発行され、アディティブ・マニュファクチャリング業界で最も権威がある業界レポートとされている。ウォーラーズ・レポートは、ウォーラーズ・アソシエイツのウェブサイトでPDFフォーマットで購入可能。