ニューヨークポストがマクドナルドの「マックプラントバーガー」が失敗した理由を報道

ニューヨークの地元紙ニューヨークポストが、マクドナルドの「マックプラントバーガー」が失敗した理由を報道している。同氏記者ジョー・アーリンガー氏の匿名記事は、世界最大のハンバーガーレストランチェーンが2022年からサンフランシスコエリアとテキサス州ダラス・フォートワース地区で行っていた代替肉ハンバーガー「マックプラントバーガー」のテスト販売プログラムがいずれも「失敗に終わった」と説明している。

「マックプラントバーガー」は、本物のビーフパテの代わりに豆や米などの植物由来原料を使った代替肉を、トマト、レタス、野菜、チーズなどと共に作られ、販売されていた。

アーリンガー記者は、「マックプラントバーガー」の味などのクオリティについては特に言及せず、コロナウィルスのパンデミックや世界的なインフレーションの進行などによりファストフードのメニュー価格全体が高騰したことにより、代替肉に対する消費者の需要が減退したとしている。

マクドナルドを含むファストフードレストランのメニュー価格は、現在も価格高騰が続いている。ニューヨーク市内のマクドナルドでは、ビッグマックが18ドル(約2592円)、エッグマクマフィンが7.29ドル(約1049円)で販売されている。