バリラがバレンタイン用3Dプリントパスタの販売を開始

イタリアの大手パスタメーカーのバリラが、バレンタイン用3Dプリントパスタの販売を開始した。バリラ傘下のブルーラプソディは「キューピット」と「ラブミーテンダー」となづけられた2種類の3Dプリントパスタを用意し、オンラインでの販売を行っている。

ハート形の「キューピット」は3.5X1㎝のサイズで、12ピース入りが15.90ユーロ(約2623円)となっている。一方の「ラブミーテンダー」はより大型のサイズで、6ピース入りが同じく15.90ユーロとなっている。

バリラは2014年から3Dプリントパスタのコンテストを実施するなど、早くから3Dプリントパスタの領域でのプレゼンスを広げてきている。バリラは昨年2023年にも、「ブルーラプソディ・スパゲット3D」と名付けられた3Dプリントパスタを販売している。

2017年に開催された第二回3Dプリントパスタデザインコンテストでは、全世界124か国から1,200件の応募があった。

バリラは1877年設立のイタリアの老舗パスタメーカーでイタリア最大の食品会社。イタリアのパルマを拠点に「バリラ」のブランドで世界中にパスタを輸出している。日本では三菱食品がバリラとライセンス契約を締結し、バリラブランドの製品を日本国内で販売している。