バリラが第二回3Dプリントパスタコンテストの結果を発表 https://3dprint.com/196681/barilla-3d-print-pasta-winners/

イタリアの大手パスタメーカーのバリラが、第二回3Dプリントパスタコンテスト「スマートパスタ」の結果を発表した。今回で二回目となるコンテストには、全世界124か国から1,200件の応募があった。

一位に選ばれたのはイタリアの26歳のフリーランスデザイナー、アンドレア・アネッダさんがデザインしたタービン型パスタ。小型タービンブレードのようなシェイプのパスタは、上に螺旋を描くようなデザインが特徴。

二位に選ばれたのはドイツ在住の工業デザイナー、コルネリウス・コマンズさんがデザインした花形パスタ。。大きな百合の花の中心に小型の百合の花が二つ重なったようなデザインで、オープンシェイプになっているのが特徴

三位に選ばれたのはイタリアのデザイナー、マルコ・フェラリンさんの松ぼっくり型パスタ。イタリアの自然にインスパイアされたというデザインは、ナチュラルな感じを与えるユニークなもの。適度な大きさで料理にも適しているとしている。

入賞した三人には、賞金としてそれぞれ1,000ユーロ(約13万円)が贈られる。

バリラは三年前に第一回目の3Dプリントパスタコンテストを実施している。バリラは独自にパスタ製造用3Dプリンターを開発するなど、食品3Dプリンティングの領域への進出を進めている。