アメリカの代替肉メーカーのビヨンド・ミートが新広告キャンペーンを開始した。「There’s Goodness Here(ここに良いものがある)」と題された広告キャンペーンは一分間の動画コンテンツにまとめられたもので、ビヨンド・ミートの代替肉の原料であるファバ豆栽培農家スティーブン氏を主人公にストーリーテリングする内容になっている。ビヨンド・ミートは新広告キャンペーンを通じて、「消費者に真実をお伝えする」ことを目指すとしている。動画コンテンツは全米の地上波テレビ放送に加えて、YouTubeや各種のソーシャルメディアでも配信される予定。
ビヨンド・ミートは、2019年にも大規模な広告キャンペーンを展開している。当時のキャンペーンでは既存の畜産業を攻撃する内容となっていて、攻撃対象となった畜産業者から大きな反発を引き起こす形となった。
「There’s Goodness Here」キャンペーンでは、「物語は太陽、土、水、そして種からスタートします。作物からタンパク質を取り、火を通して加工し、あなたの健康に必要なプラントベースの代替肉を製造するのです」という風にシンプルなストーリーが伝えられている。