ラスベガス在住の男が3Dプリント銃の製造と所有で逮捕

ラスベガス在住の男が、3Dプリント銃の製造と所有で逮捕された。逮捕されたのは30歳のジャスティン・ファム。ラスベガス市警察のプレスリリースによると、ファムはネバダ州火器登録移転記録局に登録していない銃火器を違法に製造、所有していた。銃火器の製造には30プリンターが使われていた。

ラスベガス市警察は、ファムが銃乱射事件を起こす可能性があるという匿名の通報を受け、秘密裏にファムの捜査を続けていた。ファムの自宅を捜索したところ、複数のセミオートマチック銃、サイレンサー、3Dプリンターで製造された交換部品などが見つかったという。

ネバダ州では、すべての銃火器を州に登録することを定めていて、違反者には禁固や罰金などを含む刑罰が課せられる。当局によると、ファムは最大で罰金25万ドル(約2千650万円)と懲役10年の刑が科せられる可能性があるという。

3Dプリンターで製造された銃火器は「ゴーストガン」と呼ばれ、その存在が問題視されている。一般的な銃火器と違い、ゴーストガンの多くはプラスチックなどを素材に製造されるため、金属探知機に探知されないものが多い。それゆえ、アメリカの多くの州ではゴーストガンの製造と所有を禁止している。一方で、ゴーストガンの設計図などがインターネットを通じて広く共有され、ゴーストガンを3Dプリンターで製造するケースが後を絶たない。