アメリカの大学教授が、3Dプリンターでランボルギーニ・アヴェンタドールを製造して話題になっている。
コロラド州立大学物理学部のスターリング・バッカス教授は、2年前に息子のテレビゲームの影響を受け、3Dプリンターでイタリアのスーパーカーのランボルギーニ・アヴェンタドールを製造することを決意した。同氏はデスクトップ3DプリンターのQIDI XPro 3D1プリンターなどを使い、フレームなどのパーツを製造した。素材はカーボンファイバーで強化され、十分な強度を確保しているという。
一部のスチールフレームとサスペンションなどのパーツは、、オリジナルのランボルギーニの中古車からのパーツが使われた。エンジンは、2003年製シボレー・コルベットのV8エンジンが使われた。
路上でのテストドライブの結果は良好で、「完全にドレスアップした状態」での走行にも十分に耐えらえるという。
3Dプリンターでランボルギーニ・アヴェンタドールを製造したことについてバッカス教授は、「何らかのアイデアやパッションを持っているのであれば、それをキープし続けることが重要です。問題をひとつずつ解決してゆけば、成功はおのずから訪れるでしょう」とコメントしている。