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カナダの鉄道車両メーカーのボンバルディア・トランスポーテーションが、ストラタシスの3Dプリンターで鉄道車両用部品を製造する。ストラタシスの発表によると、ボンバルディア・トランスポーテーションはストラタシスのF9003Dプリンターを使い、同社がドイツ、オーストリア、スイスで運行する鉄道車両の消耗部品などを製造するという。
ボンバルディア・トランスポーテーションのアンドレ・ビアロセック氏は、「ストラタシスのF9003Dプリンターは大型のスペア部品や各種のカスタマイズ部品の製造が可能で、我々のサービスの提供範囲を大きく広げてくれます。しかも、すべてインハウスで、オンデマンドで製造できます」とコメントしている。
3Dプリンターは、ドイツ・ヘニングスドルフにあるボンバルディア・トランスポーテーションの整備基地内に設置される。素材はストラタシスが開発したULTEM9085樹脂が使われる予定。
ボンバルディア・トランスポーテーションは、カナダのボンバルディアグループの鉄道製造部門。ドイツのベルリンに本社を置き、機関車、地下鉄車両、高速鉄道、トラムなどの鉄道車両を製造し、北米市場やヨーロッパ市場を中心に販売している。直近の従業員数は3万5千人。