オーストラリアのサービスビューローが世界最大のチタン製ドローンを3Dプリンターで製造 https://www.3dprintingmedia.network/titomic-3d-prints-titanium-uav/

オーストラリアのアディティブ・マニュファクチャリング・サービスビューローのティトミックが、世界最大のチタン製ドローンを3Dプリンターで製造したとして話題になっている。

ティトミックが製造したのは直径1.8メートルの大きさのUAV(Unmanned Aerial Vehicle )で、同社が開発したメタル3Dプリンター「TKF9000メタル3Dプリンター」で製造された。製造されたドローンはオーストラリア軍や警察へ納入される予定。

ティトミックのマネージングディレクターのジェフ・ラング氏は、「オーストラリアの資源、製造能力、そしてイノベーションを使って防衛関連の仕事ができることにエキサイトしています。特に、このイノベーションはオーストラリアの国益になり、防衛力を強化するという果実をもたらすと信じています」とコメントしている。

ドローンの製造に3Dプリンターが使われるケースは世界的に増えてきているが、チタン製ドローンを3Dプリンターで製造するのは今回が史上初と見られる。

ティトミックは2014年設立、オーストラリアのメルボルンに拠点を置くアディティブ・マニュファクチャリング・サービスビューロー。メタル3Dプリンターを使った3Dプリンティングサービスを中心に、ラピッドプロトタイプやメタルフィニッシュ・サービスなどを提供している。