BMWが3Dプリンターによる部品製造で100万点製造に到達 https://www.caranddriver.com/photos/g20085033/2019-bmw-i8-roadster-first-drive-review-gallery/?slide=1

BMWが3Dプリンターによる部品製造で100万点製造に到達したと発表した。100万点もの部品を3Dプリンターで製造したケースは世界にも例を見ないという。

BMWが製造したのはBMWi8ロードスターシリーズ用のウィンドウ・ガイドレールと呼ばれる部品。社内のドアエリアで使われるもので、窓の開閉をスムースに行わせるための部品だという。

部品はミュンヘンにあるBMWのアディティブ・マニュファクチャリングセンターで製造された。製造にかかった時間は5日という。製造にはHPのマルチジェットフュージョン3Dプリンターが使われた。なお、同センターでは一日最大100点のウィンドウ・ガイドレールを製造している。

BMWはまた、買収したMINIシリーズ用の部品の製造も3Dプリンターで行っている。同社は先日、MINIシリーズ用部品の一部を3Dプリンターでカスタマイズ製造するとして話題を集めた。同社はまた、アメリカの新鋭ハイエンド3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルに投資していることでも知られている。

BMWが3Dプリンターで製造した部品点数は今年一年間だけでも20万点に及び、昨年から42%増加しているという。同社による3Dプリンターの活用は、今後さらに広まりそうだ。