EOSがテキサスA&M大学と共同でアディティブ・マニュファクチャリング・プロフェッショナルプログラムを提供

ドイツのハイエンド3DプリンターメーカーのEOSが、テキサスA&M大学と共同でアディティブ・マニュファクチャリング・プロフェッショナルプログラムを提供する。バーチャル・ラーニングとオンサイトでの講義を組み合わせたプログラムはテキサスA&M大学工学部教授アラア・エルワニー氏、EOSのコンサルタント・マリナ・レニナ氏、デヴィッド・クレツミンスキ氏が開発したもので、アディティブ・マニュファクチャリング業界における最先端の人材育成を目指すとしている。

EOSノースアメリカのシニアバイスプレジデントのグレッグ・ヘイズ氏は、「アディティブ・マニュファクチャリングは、正しく理解され正しく応用された場合、すべての産業に数えきれないほどの新たな機会を提供します。テキサスA&M大学と協同してハイレベルのプログラムを提供することで、参加者にアディティブ・マニュファクチャリングの限りないポテンシャルを提供することになるでしょう」とコメントしている。

EOSは2018年に200万ドル(約2億1千万円)を投資し、テキサス州にテクニカルセンターを設置するなどしてアメリカ市場での営業活動を強化している。

テキサスA&M大学は1871年設立。テキサス州最古の大学で、7万人の学生が在籍するアメリカ最大の大学。原子工学、獣医学、石油工学などの学部が全米ランキング10位に入る名門校として知られている。テキサスA&M大学のA&MはAgricultural and Mechanicalの略。