ジョンソン・エンド・ジョンソンの関連会社がアイルランドに3Dプリンティング技術センターを開設 https://www.odtmag.com/contents/view_top10-orthopedic-device-firms/2016-08-09/2-depuy-synthes-275742

大手ヘルスケア・医薬品・医療機器メーカーのジョンソン・エンド・ジョンソンの関連会社が、アイルランドに3Dプリンティング技術センターを開設する。

発表によると、ジョンソン・エンド・ジョンソンの子会社デピューシンセス(DePuy Synthes)は、3600万ユーロ(約45億円)の資金を投じ、3Dプリンティング・ディベロップメント・アンド・ローンチ・センターを開設する。同社の研究開発プロジェクトの一環で、デピューシンセスの整形医療用医療機器の研究開発などを行うとしている。

センターの開設についてデピューシンセスのシャノン・クレスピン・グローバルサプライチェーン担当副社長は、「我々の研究チームは、未来の革新的なヘルスケアソルーションを開発してゆきます。患者の治療成績を向上させ、ヘルスケアのサービスの未来のかたちを新たに作ることを目指します」とコメントしている。

デピューシンセスは整形外科・頭蓋顎顔面領域等における各種インプラント、医療機器、サービス、教育や最先端技術ソルーションを提供している。同社は2012年にジョンソン・エンド・ジョンソンの事業部門と統合して子会社化された。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは1887年設立。タイレノールをはじめとする各種の医薬品や各種の医療機器を製造している。