ジョンソン・エンド・ジョンソンなどが3Dプリンター医療機器に関するコメントをFDAに提出

アメリカのヘルスケア関連大手のジョンソン・エンド・ジョンソンなど数社が3Dプリンター医療機器に関するコメントをFDA(米食品医薬品局)に提出した。

コメントを提出したのはジョンソン社の他にアドバンスト・メディカル・テクノロジー・アソシエーション、マテリアライズ、ストライカー・コーポレーションの3社と二つの医療業界団体。コメントの締切日は今月8日だった。

FDAは今年5月に3Dプリンター医療機器に関するガイドライン草案を公開し、業界標準の安全性を確立することを目指すとしていた。

コメントの中でジョンソン社は、ガイドラインで取り上げられたパウダーベッド・フュージョン・プリンティング技術の他に、ステレオリソグラフィーやインクジェット技術も扱うよう提言しているとされる。

また、医療機器の3Dプリント後の後処理プロセスも規制の対象に加えるよう提言していると見られる。

FDAは業界関係者の意見をまとめて最終的なガイドラインを制定するものと見られている。