シンガポール国立大学がアディティブ・マニュファクチャリングセンターをオープン https://io.telkomuniversity.ac.id/singapore/

シンガポール国立大学がアディティブ・マニュファクチャリングセンターをオープンした。

シンガポール国立大学センター・フォー・アディティブ・マニュファクチャリングと名付けられた施設は、特に3Dバイオプリンティング技術と、医療の領域でのアディティブ・マニュファクチャリング技術の研究を行うとしている。

同大学の工業デザイン学部は、特に手術用器具、手術用シミュレーター、義手義足などの3Dプリンターによる製造の研究を行う。また、同大学薬学部は、カスタマイズドラッグの3Dプリンターによる製造の研究を行う。同大学医学部は、3Dバイオプリンターによる細胞修復や他の細胞エンジニアリングの研究を行う。

シンガポール国立大学センター・フォー・アディティブ・マニュファクチャリングの建設には、シンガポールのナショナル・アディティブ・マニュファクチャリング・クラスターと、シンガポール経済開発会議からの資金1800万ドルが使われた。

シンガポールは国家戦略としてアディティブ・マニュファクチャリング技術の世界ハブ化を目指している。先日も国内初となるメタルアディティブ・マニュファクチャリングセンターをオープンさせている。

シンガポール国立大学は1905年設立。南洋理工大学とともに、シンガポールを代表する大学として知られている。