Revopointは家具、人、車などの大きな物体をスキャンするために設計されたハンドヘルド式3Dスキャナー、Range 2を発表した。
Range 2は、昨年初めに発売され、Kickstarterにてわずか30秒で満額出資額を集めた人気のRangeに続く製品だ。同製品は、最大0.1mmのシングルフレーム精度、Rangeの800mmから飛躍的に伸びた最大1300mmのスキャン距離、フルカラースキャンのために影を減らす4つのホワイトフラッシュLED、200万画素RGBカメラ(Rangeの100万画素からアップ)を誇る。Redditに投稿されたRevopointの公式アカウントによると、スキャナーの新機能としてIRフィルライトと位置センサーも追加されたとのことだ。
また、Range 2では、ジャイロスコープ、加速度計、地磁気計を含む9軸慣性測定ユニット(IMU)を活用することで、スキャンを安定させ、よりスムーズなフレームステッチが実現可能になるそうだ。スキャナには、パワーバンクとしても機能するハンドルと、静止スキャン時のサポート用の三脚の両方が付属している。ユーザーはWi-FiとUSB-Cで機体を接続し、側面に取り付けられた3つのボタンでスキャナーを操作できる。 興味深いことに、Range 2はKickstarterのキャンペーンとして発表されることが無かった。その代わり、同製品はRevopointのウェブサイトにて直接729ドルで購入が可能だ。