Robozeが「ヘリオスPEEK2005」3Dプリンターフィラメントをリリース

Robozeが「ヘリオスPEEK2005」3Dプリンターフィラメントをリリースした。「ヘリオスPEEK2005」3Dプリンターフィラメントは、エンジニアリングサーモプラスチックのPEEKをベースにセラミックを配合したもので、高い硬度を持つのが特徴。フィニッシュが滑らかで、ポストプロセシング作業が通常のフィラメントよりも簡単にできるという。

Robozeのシモン・クスシトCTO(最高技術オフィサー)は、「「ヘリオスPEEK2005」3Dプリンターフィラメントは、航空宇宙、エネルギー、モータースポーツなどの3Dプリンティング産業セクターのユーザーと協働で開発してきました。アディティブ・マニュファクチャリング技術がもっとも活用されている業界のニーズに対応し、軽量さ、メカニカルの強度、そして耐熱性が求められるアプリケーションの製造に適したものとなっています」とコメントしている。

Robozeは2013年設立、イタリアのバーリに拠点を置く3Dプリンターメーカー。航空宇宙や自動車などの産業ユーザーを中心にユーザーを増やしている。RobozeのARGO500 3Dプリンターは、500mm X 500mm X 500mm の造形サイズを持つFDM方式の3Dプリンターで、PEEK、ULTEM、AM9085F、カーボンPAなどのエンジニアリングポリマーを素材に造形出来る。