ニコンSLMソルーションズがロングビーチにテクノロジーセンターを開設

日本の大手光学機器メーカーのニコン傘下のハイエンドメタル3DプリンターメーカーのニコンSLMソルーションズが、米カリフォルニア州ロングビーチにテクノロジーセンターを開設した。

ニコン先端マニュファクチャリング・テクノロジーセンターと名付けられた施設は9万平方フィート(約8361.3平方メートル)の大きさで、ニコンSLMソルーションズに加えて、ニコン、ニコンアディティブ・マニュファクチャリング・シナジーなども入居する。同施設では特に航空宇宙や防衛などの産業セクターのユーザーを想定した最先端アディティブ・マニュファクチャリング技術の研究開発などが行われる。

施設のオープニングセレモニーには、レックス・リチャードソン・ロングビーチ市長などが出席した。

ニコンは2023年1月にSLMソルーションズを総額6億2200万ユーロ(約870億8000万円)で買収し、完全子会社化した。同社は現在、ニコンSLMソルーションズのブランドで事業を展開している。

ニコンは、2021年に4月にアメリカのメタル3Dプリンターメーカーのモーフ3Dも買収している。モーフ3Dは現在ニコンアディティブ・マニュファクチャリング・シナジーのブランドで事業を展開している。