ダイヴァージェント・テクノロジーズがシリーズE投資で2億9000万ドルの資金を調達

米カリフォルニア州ガーデナに拠点を置く自動車メーカーのダイヴァージェント・テクノロジーズが、シリーズE投資で2億9000万ドル(約426億3000万円)の資金を調達した。出資したのはロシュフォート・アセットマネジメントを筆頭とする投資シンジケート。アメリカ中小企業庁傘下のベンチャーキャピタルなども参加している。バリュエーションなどの詳細については明らかにされていない。

ダイヴァージェント・テクノロジーズの社長兼COOのルーカス・シンガー氏は「ダイヴァージェント・テクノロジーズは、ソフトウェア・ディファインド・マニュファクチャリング・プラットフォームを用いて製造業をトランスフォームするために設立されました。今回調達した資金は、特に航空宇宙と防衛産業に向けて、チームメンバーの強化やアメリカ国内の製造拠点拡充に投じる予定です」とコメントしている。

今回の資金調達により、ダイヴァージェント・テクノロジーズが調達した資金の総額は8億1600万ドル(約1199億円)となった。

ダイヴァージェント・テクノロジーズは2014年設立のスーパーカーメーカー。ニコンSLMソルーションズのハイエンドレーザーメタル3Dプリンターを使い、「ゼロエミッション」のスーパーカーを製造している。