先日2025年度第1四半期決算を発表したアメリカの大手代替肉メーカーのビヨンド・ミートが、アンプロセスド・フーズから借入れた1億円の借入の詳細が明らかになった。
アメリカ現地メディアの報道によると、ビヨンド・ミートが借入れたのは、アンプロセスド・フーズからのdelayed-draw term loan(極度額ドロー繰り延べローン)で、1億ドル(約147億円)の限度額までは何回でも借入れることができるリボルビングローン。利率は2030年2月7日までが年率12.0%で、2030年2月8日以降は17.5%となる。元本の償還期限は2035年5月7日まで延長できるとしている。
実質的にビヨンド・ミートに対する貸付を行ったアンプロセスド・フーズの親会社アシムサ・ファウンデーションのシャリーン・シャア社長は、「ビヨンド・ミートは代替肉市場におけるカテゴリーリーダーであり、得意な製品を有するメーカーです。我が社はビヨンド・ミートの長期的な成長を、これからもサポートしてゆきます」とコメントしている。
アンプロセスド・フーズに対しては、1億ドル貸付の見返りとしてビヨンド・ミートの発行済み株式の最大12.5%の株式を受け取れるワラントが付与されている。