オフィール・バハラヴ氏がナノ・ディメンションのCEOに就任

イスラエルのエレクトロニクス3DプリンターメーカーでNASDAQ上場のナノ・ディメンションのCEOにオフィール・バハラヴ氏が就任する。ハハラヴ氏は、買収により完全子会社化したデスクトップメタルとナノ・ディメンションを統合した新生ナノ・ディメンションの舵取りを担うことになる。

バハラヴ氏は、アディティブ・マニュファクチャリング業界で30年以上のキャリアを持つ業界のベテラン。これまでにストラタシスのプロダクト担当副社長、XジェットCEO、クレデンスシステムズのプロダクツ担当副社長、オプトニクス社長などを歴任してきた。

バハラヴ氏は2024年12月15日にナノ・ディメンションの取締役会会長に就任し、同社の経営再建を背後から支えて来ていた。

ナノ・ディメンションの取締役のデビッド・ステーリン氏は、「バハラヴ氏のリーダーシップは、ナノ・ディメンションの再建と利益体質改善に向けて必要なアクションを採らせ、計画実現を確実に進めてくれるでことでしょう。アディティブ・マニュファクチャリング業界における彼の経験は、我々の戦略的方向性と将来的な事業機会の獲得などの多くのシーンで活きてくるでしょう」とコメントしている。