ビヨンド・ミートのブラウンCEOがYahoo!ファイナンスのインタビューに対応

アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートのイーサン・ブラウンCEOが、アメリカの経済メディアYahoo!ファイナンスのインタビューに対応、自社の現状についての自身の見解を示した。

ビヨンド・ミートの現状については、「私たちは、私たちの現在位置についてとてもいい感じを持っています。上場企業になって五年が過ぎましたが、代替肉の市場は大きく広がる中、いくつもの躓きを経験してきました。しかし、ビヨンド・ミートは業界リーダーであり続けています。そして、今後も業界の次の成長フェーズをリードしてゆく所存です」と自らの見解を説明している。

ブラウンCEOのコメントについて、ジェフリーズ証券のアナリスト、カウミル・ガジャワラ氏は「ビヨンド・ミートの今後については、イノベーションとマーケティングが重要な土台になるでしょう。しかし、いずれも簡単なことではありません。同社は現在バランスシートに問題を抱えており、限られた時間やリソースの中で、どれだけプランを実現できるかにかかっていると思います」とコメントしている。

ビヨンド・ミートは、2027年度中に償還・返済期限を迎える長期債務・短中期債務を総額で11億ドル(約1573億円)相当抱えている。アナリストの多くは、同社が償還に必要なキャッシュを確保できるかが同社のゴーイングコンサーン確保の鍵になると見ている。