シェイプウェイズがソフトウェア事業を売却

3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレース運営大手でNASDAQ上場のシェイプウェイズが、自社のソフトウェア事業を売却することがわかった。アメリカ現地メディアの報道によると、シェイプウェイズは同社CEOのグレッグ・クレス氏がオーナーのOTTO dms社にシェイプウェイズのソフトウェア資産を含むソフトウェア事業を譲渡し、売却する。事業譲渡の条件や価格などの詳細については明らかにされていない。

シェイプウェイズによるソフトウェア事業の売却は、現在事業再構築中の同社による事業戦略見直しの一環として策定された。同社は外部の独立系経営コンサルタントからの助言を受けながら、直近の事業戦略見直しを進めていた。

シェイプウェイズに近い関係者は、シェイプウェイズが今後、自社のソフトウェア事業だけでなく、3Dプリンティングサービスビューローやマーケットプレースなどの主力事業の売却を検討する可能性があるとコメントしている。

シェイプウェイズは2008年、オランダの大手家電メーカーのフィリップスの社内ベンチャーとして設立された。現時点で主にアメリカとヨーロッパのユーザーを対象に3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレースを運営している。