Xometryが2024年度第1四半期決算を発表

メリーランド州ガイザーズバーグに拠点を置く産業用マーケットプレース運営のXometryが2024年度第1四半期(2024年1月1日~3月31日)決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億2300万ドル(約190億6500万円)で、前年同期の1億700万ドル(約165億8500万円)から24%増加した。主力事業のマーケットプレース売上の拡大が全体を牽引する結果となった。

経常収支は1660万ドル(約25億7300万円)の赤字で、前年同期から170万ドル(約2億6350万円)改善した。調整後EBITDA(利子・税・減価償却前利益)は750万ドル(約11億6250万円)の赤字で、前年同期比で37%改善した。

マーケットプレース事業は好調で、マーケットプレースでの取引件数は5万8504件と前年の4万45451件から31.6%のプラスとなった。Xometryはマーケットプレースの新インターフェースをリリース済みで、今年度のさらなる利用拡大が見込めるとしている。

Xometryは2013年10月設立。3DプリンティングやCNCマシニングに特化したオンデマンド・マーケットプレースを運営しており、顧客にはBMW、GE、NASA、アメリカ陸軍などが名を連ねている。同社のユーザー数は、アメリカ国内の中小企業を中心に5,000社に達している。