米カリフォルニア州に拠点を置く新興ドローンメーカーのファイアーストーム・ラブズ(Firestorm Labs)が、1250万ドル(約18億7500万円)の資金調達に成功した。出資したのは大手航空機メーカーのロッキードマーティン傘下のベンチャーキャピタルのロッキードマーティン・ベンチャーズを筆頭とする投資シンジケート。バリュエーションなどの投資の詳細については明らかにされていない。
ロッキードマーティン・ベンチャーズに加え、ディサイシブ・ポイント、サイレント・ベンチャーズ、645ベンチャーズ、オーバーマッチ・ベンチャーキャピタル、BVVC、キュービット・キャピタル、アイアンゲート、バックスイング・ベンチャーズ、米退役軍人ファンド、フェルド・ベンチャーズ、ビヨンドキャピタルなどのベンチャーキャピタルも投資している。
ファイアーストーム・ラブズのダン・マギーCEOは、「ファイアーストーム・ラブズの直近の資金調達は、我が社が進むべき道を進み、アメリカの貿易産業が求める前線のニーズに対応するためのリソースを確保するためのものです。防衛産業における画期的なマニュファクチャリングモデルを構築してまいります」とコメントしている。
ファイアーストーム・ラブズは、2022年設立の新興ドローンメーカー。3Dプリンターなどを活用し、小型無人航空機などのUAVを製造している。