アメリカの大手代替肉メーカーでニューヨーク証券取引所上場のビヨンド・ミートの株価が急落している。現地時間の2024年3月18日に行われtらニューヨーク証券取引所の時間外取引で、ビヨンド・ミートの株は一時7.69ドルまで値を下げ、6%以上値下がりした。
ある株式市場関係者は、ビヨンド・ミートが先日発表したミクスド・シェルフオファーリングが影響している可能性を指摘している。ビヨンド・ミートが発表したミクスド・シェルフオファーリングは総額2億5000万ドル(約375億円)規模で、普通株、優先株、車載、ワラント、購入契約、ユニットで構成される。
シェルフオファーリングでは、発売日より前に準備される新しい証券類のSECへの登録であり、発行企業が市場の状況が最も良好になるまで株式を保有することができる。発行企業は株式を再登録したりペナルティが発生したりせずに、3年間にわたって棚上げられた一部を販売できる。この方法によって、適切な時期まで株式を保有することにより、会社は何らかの金融危機が発生した場合に使用できるリソースを常に確保できるメリットがあるとされる。
いずれにせよ、シェルフオファーリングにより既存株式価値が希釈化され、将来的な値下がりを投資家が悲観したことが考えられる。