株式会社Bfullが3Dプリンターの「試作のサブスク」サービスの提供を開始

株式会社Bfull(愛知県一宮市、代表:前田直人)が、3Dプリンターの「試作のサブスク」サービスの提供を開始する。「試作のサブスク」サービスは、プランごとに設定された造形重量まで3Dプリンターを定額で使い放題にできるサービス。日本ではまだ一般的に浸透していない3Dプリンターによる試作を手軽に利用してもらうためのサービスと位置づけられている。

料金プランは造形重量に応じて用意されており、トライアル用200グラムまでが月額3万円(税別)となっている。最大プランは造形重量10キログラムまでで、月額利用料75万円(税別)となっている。

利用できる3Dプリンターは、造形サイズ800 X 800 X 400mmのSLA3Dプリンターで、エポキシ系光硬化樹脂(白および透明)を素材として使用している。

産業ユーザーに対して3Dプリンティングサービスをサブスクリプションで提供するのは、このケースが日本初と見られる。

株式会社Bfullは2010年設立。愛知県一宮市に拠点を置き、産業ユーザーなどに対して3DCGデータの制作、3DCADデータの制作、3Dプリンターの販売、3Dプリンティング出力サービスの提供などを行っている。