ヨアヴ・ニッサン・コーエン氏がナノ・ディメンションの取締役会会長に就任

ヨアヴ・ニッサン・コーエン氏がナノ・ディメンションの取締役会会長に就任する。現CEOのヨアヴ・スターン氏は、引き続き取締役兼CEOに就任する。現取締役のチャンナ・キャスピ氏は取締役を退任する。

ヨアヴ・ニッサン・コーエン氏は、昨年2022年12月にナノ・ディメンションの取締役に就任した。同氏はハイテク業界における製品研究開発の分野で40年以上の経験を持つベテラン。GE傘下のGE研究開発センターでリサーチサイエンティストや、ナショナルセミコンダクターで技術開発マネージャーなどを務めていた。同氏はイスラエルのヘブライ大学で物理学博士の学位を取得している。

ヨアヴ・スターンCEOは、「株主からのフィードバックの結果を踏まえ、ナノ・ディメンションの今後のさらなる進化とコーポレートガバナンスの強化を図るため、我々はナノ・ディメンションの取締役会を一新することにしました。我々が掲げる事業戦略を次のフェーズへ移行させるため、取締役会会長とCEOの職務を分離させることが重要なステップになると判断しました。今後もリーダーシップの適切なバランスを確保し、適切で強固な指導力を発揮してゆきます」とコメントしている。