スリーディーシステムズがストラタシスの買収提案を再度変更

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスに対して買収提案をしているストラタシスのライバル企業のスリーディーシステムズが、ストラタシスの買収提案を再度変更した。スリーディーシステムズはストラタシスの株主に対し、ストラタシスの株式1株を現金7.50ドルと合併後の新会社の株式1.5444株で買取るとしている。仮にストラタシスの株主がこの提案に応じた場合、ストラタシスの現株主は合併後の新会社の44%を保有する大口株主になる。

ストラタシスに対しては、イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションがストラタシスの株式1株を現金24ドルで買取る提案をしている。

スリーディーシステムズのジェフリー・グレイブスCEOは、「我々は引き続きストラタシスの株主に対し、スリーディーシステムズとストラタシスが合併することのメリットを丁寧に説明してゆきます。我々は、これまでに複数のストラタシスの大口株主から前向きな反応を得ており、両社の合併のメリットについて理解していただいています。今回のオファーが、ストラタシスの現株主にとっての最高のオファーであることを説明してまいります」とコメントしている。