ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのSLMソルーションズが2022年度第三四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は2690万ユーロ(約39億円)で、前年同期比で39%のプラスとなった。2022年1月から9月末までの9か月間の売上高は6270万ユーロ(約90億9150万円)で、前年比で47%のプラスとなった。3Dプリンター本体の売上高が伸びたことに加え、アフターセールスセグメントの売上高が前年比で16%増加したことなどが結果に繋がった。
2022年1月から9月末までの9か月間のEBITDA(税、利息、減価償却前利益)は150万ユーロ(約2億1750万円)の赤字で、前年から80%改善した。2022年度第三四半期のEBITDAは150万ユーロの黒字だった。
SLMソルーションズのサム・・オレアリーCEOは、「2022年度前半で強力なモメンタムを形成できたおかげで、2022年度第三四半期において顕著な結果を残すことができました。記録的な売上のパフォーマンスとともに今後さらに利益体質を強化してゆきます。モノづくりの仕方を再構築して、お客様にさらなるバリューを提供してゆきます」とコメントしている。