ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスがビヨンド・ミートと日本での独占販売契約を締結

マルエツ、マックスバリュ関東、カスミなどを運営する持株会社のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが、アメリカの代替肉メーカーでNASDAQ上場のビヨンド・ミートと日本での独占販売契約を締結した。今月3日に開催されたユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの記者会見で明らかにされた。

発表によると、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスはビヨンド・ミートの代替肉および代替肉を使った加工食品を「Green Growers」のブランドで販売する。現在のところ、傘下のマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東で今年秋からの販売を予定している。

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは、これまでに「Green Growers」のブランドで垂直農業で生産したオーガニックレタスなどを販売している。ビヨンド・ミートの代替肉は、このラインナップに加わる形となる。

ビヨンド・ミートは、2016年に三井物産と共同で日本市場への進出を試みたが、事業を軌道に乗せられず2018年に撤退している。ビヨンド・ミートによる日本市場進出の試みは、これが二回目となる。

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは、2015年3月に設立された共同持株会社。関東1都6県で479店舗を運営しており、直近2021年2月期の連結売上高は7189億円となっている。