3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレース運営大手のシェイプウェイズの取締役にラジ・バトラ氏が就任した。バトラ氏は、インダストリアルオートメーションとデジタライゼーションの分野で20年以上の経験を持つベテランで、前職ではシーメンスUSAのデジタルインダストリーズ担当社長を務めていた。
バトラ氏の取締役就任とともに、レスリー・キャンベル氏が取締役会会長に就任した。キャンベルの会長就任後も、前会長のジョッシュ・ウルフ氏は取締役に留まる。
バトラ氏の取締役就任について、シェイプウェイズのグレッグ・クレスCEOは、「シェイプウェイズの取締役会は、ラジの取締役就任を心から歓迎します。ラジはオートメーションとデジタルトランスフォーメーションの世界で20年以上の経験を持つベテランで、様々な業界において広くリーダーシップを発揮してきました。成長を続けるシェイプウェイズが、デジタルマニュファクチャリングソルーションに対するニーズへ的確に対応してゆくために力を発揮してくれることを信じています」とコメントしている。
シェイプウェイズは2007年にオランダの大手家電メーカー・フィリップスの社内ベンチャーとして設立された。同社は2019年9月にSPAC(特別買収目的会社)のガリレオ・アクイジション・コーポレーションと合併し、ニューヨーク証券取引所に上場した。