アレクサンドレ・ドゥオーセッティ氏が、フランスの3Dプリンティングサービスビューローのスカルプティオの新CEOに就任する。ドゥオーセッティ氏は6年間に渡ってスカルプティオのデザインチームのリーダーを務めてきた。ドゥオーセッティ氏のCEO就任に伴い、スカルプティオの創業者でCEOのクレメント・モロー氏は退任する。
ドゥオーセッティ氏はプレスリリースを通じて、「コロナのパンデミックにより物流チェーンが停滞し、混乱しましたが、3Dプリンティングは多くのプロダクションラインでのモノづくりを支えてきました。BASFが提供する多くの新素材は、新たなインダストリアルアプリケーションを生み出しています。デザイナーとして私は、そうしたテクノロジーがモノづくりのみならずサプライチェーン全体を作り変えている現実を目撃できることに興奮しています」とコメントしている。
スカルプティオはフランスのパリとアメリカのサンフランシスコに拠点を置く3Dプリンティング・サービスビューロー。主にヨーロッパとアメリカにおいて、各種の3Dプリンティング・サービスを提供している。スカルプティオは、2019年11月にドイツの大手総合化学メーカーのBASFに買収され、子会社になっている。