アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2022年度第一四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は1億6340万ドル(約212億4200万円)で、前年同期比で22%の増加となった。プレパンデミックの2019年度第一四半期の売上高1億5530万ドル(約201億8900万ドル)をも上回る結果となった。
部門別では、3Dプリンターなどのハードウェアの売上が25%増加し、1億1300万ドル(約146億9000万円)だった。サービス部門の売上も15%増加し、5000万ドル(約65億円)だった。
2022年度第一四半期決算についてストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「リリースしたオリジンP3、H350SAF、ネオシステムの売上がモメンタムとなり、良好な結果をもたらしました。特にエンドユーズパーツのハイボリュームプロダクションの領域でのニーズが増加しました。現時点での我々のフォーカスは、ポリマー3Dプリンティングの領域における我々のリーダーシップポジションをさらに強めることです」とコメントしている。
2022年度第一四半期決算の発表とともに、ストラタシスは2022年度通年でのガイダンスを発表している。同社は2022年度通年での売上高を6億8500万ドル(約890億5000万円)から6億9500万ドル(約903億5000万円)のレンジと見積もっている。