アシュトン・カッチャーがミーテックに投資

アメリカ人俳優のアシュトン・カッチャーが、イスラエルの代替肉製造スタートアップ企業のミーテックに投資していたことがわかった。投資額などの詳細は明らかにされていないが、関係者によると「相当規模」の額を投資しているとされる。

ミーテックは先日、重さ104グラムのステーキ肉のバイオ3Dプリントに成功したとして話題を集めていた。ミーテックは、他の代替肉メーカーのように植物由来の原料を使用せず、ウシや鶏などの幹細胞を培養して製造したバイオインクを使い、バイオ3Dプリンターで代替肉を製造している。

アシュトン・カッチャーは、アイオワ州シーダーラピッズ出身の43歳の俳優。「バタフライ・エフェクト」「スティーブ・ジョブズ」などの映画に出演、私生活ではデミ・ムーアと結婚生活を送っていたことでも知られている。

カッチャーは、エンターテインメント業界で活躍すると同時に、ベンチャー投資家としても名を知られている。カッチャーは、アーリーステージ・スタートアップ企業に特化したベンチャーキャピタルのAグレード・インベストメンツの共同創業者であり、これまでにエアビーアンドビー、フォースクエア、Skype、サウンドクラウド、Uber、ファブ・ドットコムなどに投資し、8社をエグジットさせている。