ハブズの新CEOにアレックス・キャピー氏が就任

オランダのオンライン3Dプリンティングサービスビューロー大手のハブズ(旧社名3Dハブズ)の新CEOにアレックス・キャピー氏が就任する。キャピー氏はまた、同時にハブズの親会社プロトラブズのプロモーション担当副社長にも就任する。キャピー氏は大手コンサルティングファームのマッキンゼー出身。2019年にハブズのチーフ・オペレーティング・オフィサーに就任し、同社のビジネス拡大に貢献していた。

ハブズの共同創業者でCEOのブラム・ド・ツォート氏は退任し、新たに設置されるヘッド・オブ・イノベーションのポジションに就く。プロトラブズによる交代人事と見られる。

キャピー氏は、「ハブズの新たなポジションに就くことに興奮しています。プロトラブズファミリーの一員として、ハブズは次の成長フェーズへ進むための重要な時期にあります。ハブズのスタッフが持つイノベーションと情熱は素晴らしいものであり、今後さらに優れた仕事をするための原動力です。プロトラブズと協働し、デジタルマニュファクチャリングの領域におけるリーダーとなることを目指します」とコメントしている。

ハブズは2013年設立。もともとは世界中の3Dプリンターをネットワーク化し、3Dプリンターオーナーとユーザーをマッチングするシステムとして立ち上がった。ハブズは今年2021年1月に、大手産業用3Dプリンティングサービスビューローのプロトラブズに買収され、子会社となった。