アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、イギリスのDLP3DプリンターメーカーのRPサポートを買収した。買収価格や条件などの詳細については明らかにされていない。
RPサポートのDLP3Dプリンターは、独自開発したダイナミック・レーザービーム・テクノロジーをベースにしていて、最大800 x 800 x 600 mmまでの造形が可能。耐熱性、柔軟性、強度などに合わせて複数の素材が利用できる。
RPサポートの買収について、ストラタシスのヨアヴ・ツァイフCEOは、「多くの産業セクターにおいてアディティブ・マニュファクチャリングの導入が進む中、我々のゴールは世界中のユーザーに最高水準の3Dプリンターのポートフォリオを提供することです。RPサポートのネオ3Dプリンターはオープンレジンのハイエンド3Dプリンターで、様々な素材を用途に応じて利用することができます。RPサポートの革新的な製品を、より多くのユーザーに提供してまいります」とコメントしている。
ストラタシスは、昨年末にもアメリカのDLP3Dプリンターメーカーのオリジンを買収している。ある関係者は、ストラタシスは今後もDLP・SLA3Dプリンター関連企業の買収を続けると予想している。