ロッキードマーティンがエアロジェット・ロケットダインを買収

アメリカの航空機製造大手のロッキードマーティンが、3Dプリンターでロケットエンジンを製造しているロケットエンジンメーカーのエアロジェット・ロケットダインを買収した。両社の取締役会での合意によると、ロッキードマーティンは、ニューヨーク証券取引所へ上場しているエアロジェット・ロケットダイン株式の12月18日の取引終値に33%のプレミアムを乗せた一株56ドルを、全額現金で買収した。買収金額は50億ドル(約5250億円)という大型M&A案件となった。

買収に際し、エアロジェット・ロケットダインは既存株主に対し、一株あたり5ドルの特別配当を支払う。発表によると、特別配当は来年2021年3月24日に支払われる。

エアロジェット・ロケットダインのエイリーン・ドレイク社長兼CEOは、「ロッキードマーティンというワールドクラスのグループに仲間入りをすることは、我々の進化の次のフェーズに向けてのステップになります。最新の技術とこれまでの経験を組み合わせ、国防の強化と宇宙探査の実施という我々のミッションを着実に実現してゆきます」とコメントしている。

エアロジェット・ロケットダインは2013年設立。米カリフォルニア州サクラメントに拠点を置き、タイタンロケット用液体水素ロケットエンジン「RL10」などの各種のロケットエンジンを製造している。