3DプリンターOSのCEOにミッシェル・ボックマン氏が就任

クラウドベースの3Dプリンター管理プラットフォームを開発している3DプリンターOSのCEOに、ミッシェル・ボックマン氏が就任した。ボックマン氏は、前職でHPのジェネラルマネージャー兼3Dプリンティング・デジタルマニュファクチャリング担当グローバルリーダーを務めていた。

3DプリンターOSのCEO就任についてボックマン氏は、「(3DプリンターOSが開発している)ゲームチェンジャーのプラットフォームは、すべての製造業者のビジネスの仕組を根本的に変革することになるでしょう。3DプリンターOSは、デジタルマニュファクチャリングがもたらす恩恵を余すところなく提供します。プロトタイピングの時間を削減し、エンドフェーズの3Dプリンティングワークフローにおいて、知的財産保護を含む最高レベルのセキュリティを確保します」とコメントしている。

3DプリンターOSは、2013年にアントン・ヴェデシンら三人のエンジニアが設立したスタートアップ企業。設立当初よりクラウドベースの3Dプリンター管理プラットフォームを開発し、企業や教育機関を中心にユーザーベースを拡げてきている。同社のユーザーにはGoogle、マイクロソフト、ボッシュ、ドレメルなどの企業に加え、NASA、アメリカ陸軍などの公的機関、さらにデューク大学、パーデュー大学、フロリダ州立大学などの教育機関などが含まれている。