スリーディーシステムズのヴィオメッシュ・ジョシ社長兼CEOが退任することになった。現地時間の先週ジョシ氏自らがスリーディーシステムズの取締役会に伝えたもので、ジョシ氏は後任CEOが決まり次第退任する。後任CEO探しには、大手ヘッドハンティング会社のスペンサー・スチュワートが着手している。
ジョシ氏の退任について、スリーディーシステムズ取締役会のチャールズ・マクルア会長は、「スリーディーシステムズの取締役会を代表して、ジョシ氏のスリーディーシステムズにおける貢献に感謝します。ジョシ氏はデジタル・マニュファクチャリング・ソルーションのパイオニアであり、スリーディーシステムズを重要なフェーズへと引き上げてくれました。彼と彼のキャリアに尊敬の念を抱きます。ジョシ氏はチームワークの人であり、彼と一緒に仕事ができたことを誇りに思います」とコメントしている。
ジョシ氏は2016年4月に前任のアヴィ・レイチェンタルCEOの後任としてスリーディーシステムズのCEOに就任した。長らく低迷を続けていた業績を回復させ、株価を一定の水準まで戻したことなどが評価されていたが、会社全体のリストラクチャリングについては志半ばで手を放すこととなった。
自らの退任についてジョシ氏は、「何度にも及ぶ取締役会との話し合いの結果、このような意思決定をするに至りました。スリーディーシステムズは次のレベルに移行する時期にいます。我々は素晴らしいチームを編成し、パワフルなポートフォリオを構築しました。スリーディーシステムズを、そのような重要な時期に率いたことを誇りに思います」とコメントしている。